Diary 2007. 3
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3月3日 (土)  ある夜の風景

夕方の打ち合わせの気持ちには大きく分け、二つに別れてきます。 片道、車で20分程度の距離でしたら車の中からの風景はそう変化は無いのですが、先日の打ち合わせの様に1時間程度まで行くと風景も大きく変わり、車の中からいろいろ見えて来る小さな事にも興味が尽きません。 
昨日の打ち合わせに向かう道はやや遠回りになるのですが、少しばかり時間に余裕があつたので何時もとは違う道を走つて行きました。
行き交う車もほとんど無い雪道を走つていて、1軒の質素な造りの農家の窓から明かりが漏れていていました。 煙突からは白く煙が立ちこめています。 車でただ通り過ぎてしまうだけなのですが、私は何時の時もこの家で暮らしている家族のことを空想してしまいます。 とにかく興味が尽きないのです。 ただでさえ運転が嫌いな私振り向いてばかりいるので、何時か沢へ落ちてしまう様な気がする事があります。
以前、思つてもいなかつた道で出会つた、小じんまりとしたトンネルを通つた記憶が残つていました。 この小さなトンネルは夢の中にも出てきたことがあり、なかなか思い出深い夢の1つとして記憶に残つています。
私にとつて「夢」も時には仕事に結びつく事があるようなのです。 3年程前の事なのですが、郊外のかなり広く起伏の大きな土地についての相談がありました。 あのように不思議に思える空間に出会つた事は有りませんでした。 広さは3000坪程あつたでしょうか。 国道からは、至つて近くの立地なのですが、高さが5メートル程の小高い「小振りな丘」に囲まれ、周りからはこの場所がある事に気が付かないのです。
依頼の内容としては、ここに8戸の家を企画して分譲して行きたいとの内容でした。 私はすぐに「トンネルだ」と決めていました。 いきなりここから切り出してしまいますと、この話は難しい方へ進んでしまいますので、まずは地形の模型を粘土で作つて見る事にしました。
「夢」の中に出てきた暗いトンネルをくぐり、別世界へ突然迷い込む・・・。  この仕事は実現しませんでしたが、図面ケースの奥にはこの時に考えたプランが幾つか眠つています。 おかしなもので、実現し無かつたプランには愛着が湧くものの様ですね。
今日の画像は打ち合わせに向かう途中、見つけた小さな「駅」です。「駅」の広さは畳1.5帖位でしょうか。 壁には空白の中にわずかばかり、到着時刻が書き込まれている時刻表が貼つてあり、ベンチの隅には何冊かのノートが置いてありました。

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3月10日 (土)  夕食の前に。

今日は会社の月に1度の土曜日が休みの日なので、事務所で1人仕事をしていても、どことなく気持ちが軽く感じます。 こう言う気分の日には仕事を早めに切り上げ、1人でドライブに出かけるのです。
今夜はアムステルダム市内から高速に乗り、北に向かつて行きました。 間もなく田園風景が見えて来たところでインターチエンジを降り、水路に沿つて細い道路を木立に囲まれた家々を眺めながら、いろいろな事を空想しながらマウスを走らせているのです。 グーグルの衛星画像からは、臭いも風も埃も何一つ伝わつては来ないのですが、その分、私の想像が描き立てられます。 もしも画像の場所に私が実際立つた時の気持ちは100倍以上なのは知つているのですが、このドライブも尽きる事が有りません。 突然、我が町「帯広」を上空から比べて見たのですが、愕然としてしまいます。 先程ドライブしていた家並みと比べ「帯広」の家並みが余りにも貧相に見えるのは私だけでしょうか。 撮影した季節の性だけではないようなのです。 

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3月12日 (月)  書けないことの多い1日でした。

今日は1週間の始まりであり、よいスタートの1日でありたいものです。
しかし現実はなかなか思うようには、事を運んではくれませんね。  あまり良い方には向いて行かない事はまず始めのうちにと、朝のうちに1つは済ませてしまいました。 何を済ませたかはなかなか書けないものです。  午後からお会いした方からは、私は何時も勇気付けられるのです。
しかし今日は何時もとは、反対になつてしまいました。  今日の日記の内容は抽象的な言葉に終始してしまいます。 今日、1日はこれだけでは終わらせてはくれませんでした。
先日、愛用のデジカメを氷の上に落としてしまい、液晶部分を壊してしまいました。 近々、買い替えようと思つています。
今日のところを読み返してみても、何を書いているのかさつぱり、つまらない内容ですね。
鉢に入つた黄色の花、花の名前は知りませんが、とても細い茎なのですが、買つて着てから4カ月というもの、私の机の上で何時も黄色い小さな花びらを見せてくれています。 10日も咲いていてくれたなら位に思つていたのですが、背丈、茎の太さ、葉の数も大ぶりになつたようです。 花びらの横には何時も小さな黄緑色をした、幾つもの蕾が付いています。 

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3月17日 (土)  この頃思う事。

最近のニュースのなかに「赤ちやんポスト」と言う言葉を耳にします。 初めて聞いた時には全く言葉の意味を理解する事ができまませんでした。
ニュースを聞いている内に、ただただ驚きました。 まず、「赤ちやん」と「ポスト」、この言葉の組み合わせです。 私にはとても愛着のある、この二つの言葉を並べた事にいやな予感を感じます。  ポストは手紙を投函するものなのですから、「赤ちやん」と組み合わせる事で重苦しさを中和しようとしているのでは無いかと思うのですが。  「赤ちやんポスト」とは人の赤ちやんの事なのですが、私の住む帯広市には20年以上前になりますが、「不用犬ポスト」というものが市内に在りました。 帯広市役所の中にも20年以上先を見通せる目を持つた職員がいたこのですね。 この「不用犬ポスト」は多分10ヶ所程はあつたのではないかと思います。 私が当時住んでいた家の近くにもこの「不用犬ポスト」がありまして、夜中にはよく悲しい鳴き声が聞こえてきていました。  私は無責任にも、鳴き声が聞こえて来ると真夜中に箱の中に入れられている犬を放していましたが・・・。 「ポスト」と言つても、上に鉄格子が付いている蓋があつて、ただの鉄の箱でした。
「赤ちやんポスト」と「不用犬ポスト」を同時に語ることは不謹慎かとは思うのですが、この「不用犬ポスト」が残したものは何だつたのでしょうか。 現在は無くなつているのですが、10年程の間は存在していた鉄の箱なのです。 

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3月24日 (土)  空気を感じました。

先日、郊外を走つていると{自宅は既に郊外なのですが}何度と無く通つている道なのですが、やはりいつもの習性で、何かを探しながら走つていたところ、感じました。 影なのでしょうか、空気なのでしょうか。 車と私は何となく影のある空気の方へ引き込まれて行きました。 見つけました。石造りのなかなか立派に出来ている現役の倉庫です。 石は多分札幌軟石かと思います。年齢は70歳くらいに見えました。鉄骨で補強され、元気に仕事をしていました。 あまり時間は無かつたのですが、ここまで迷い込んだついでにもう少し道を外れてみたところ、なかなか見かけた事の無いサイロの3本立てを発見しました。
このサイロは既に引退しているのに、何か「ググツ」とした力を感じるのですが、この力は何所から発せられて来るのでしょうか。
何枚かシャツターを押していると、ワンちやんにけたたましく吼えられました。
十勝地方には、ほぼ現役を退く時期に来ているかと思われるレンガのサイロが点在していますが、オランダとかスペインの風車のように、ひつそりと残されていつてくれたならと思います。
私の迷い込んだ町は、事務所から20分ほどの
とても小さな町です。国道に面して300メートルくらいの町並みなのですが、道路脇に馬が繋がれていてもおかしく無い「西部の町」なのです。

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3月27日 (火)  初めて行つて見て買いました。

日曜日に「ばんば」を見に行つて来ました。
以前から写真家のかたから誘われていましたので、何日か前から家族に声を掛けておきました。
その甲斐あつてか、午後から皆で競馬場に行く事になつたのです。  やはり「ばんば」とは言え、賭博なのですから、スキー場などへ出かける時の様な、あの生きいきとした空気ではありませんでした。  どちらかと言いますと、私が何とか家族の手を引いて来たと言つた所でしょうか。
競馬場の中に入ると、無料の予想新聞のようなものを貰い、見てみたのですが全く理解できず、馬券を買うにも買い方もわからず、もたもたウロウロしながらもいろいろな人に聞きながら、少しばかり買う事ができました。
決果はと言いますと、私は1600円を投下して920円戻つて来ました。 妻は500円投下して200円戻りました。 ほぼ3時間近く、競馬場の粉意気などを味わいながら、そこそこに楽しんでいた時間としては「賭博」にも片目ていどはつぶる事にしました。 十勝に有る、ささやかな「馬の文化」として見て行こうかと思いました。
ウチの家族はこれだけではここを立ち去りませんでした。 馬券売り場の並びに飲食コーナーも有り、「そば、うどん」などのメニューがあつて、薄紫色の煙草の煙の漂い、少しばかり薄暗く荒んだような空気の中で、家族揃つての食事と
言うのも少しばかり気が引けるとこが私にはあつたのですが、家族は全く平気で、どこかのフアーストフードに立ち寄つているような明るさで食べていました。 私としては怪しげで、薄暗い路地の奥に迷い込み、その奥で見知らぬ店を見つけるのは何とも言えない楽しみなのですが、どちらかと言いますと、この家族の光景のところでは、お客さんと顔を会わさなければと思いながら周りなどを見ていました。 ここの払いは私の戻つたお金で奢りました。

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