Diary 2015. 9
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9月5日 (土)  家の外。

建物を作ることばかりに思いが行つてしまい、なかなか家の外には気がまわらなかつたのですが、この2〜3年、小さな仕事(ささやかな)なのですが、お庭造りの仕事をさせていただく機会が2つほどありました。
10年ほど以前、お住まいを建てさせて頂いたからでした。 当時1軒のお家には「山もみじ」「夏椿」を1本ずつ植えました。 10年も過ぎるとジーンズの様に(10年はもたないな〜)馴染み、風景に溶け込んでいます。
家を建る時にはなかなかお庭には予算が回らないものですが、小路などのかたちだけは作つておかなければ、後年お庭の予算を確保出来たとしても何か、浮いたお庭になつてしまい、その内お隣さんも浮いて、お向かいさんも浮き、町内おおよそ浮いた風景になつてしまう様な気もします。
画像1〜葡萄畑近くに建つ「お堂」。何時通つても手入れの行き届いた垣根がとても清々しいです。
画像2〜「清々しい家」。近日撮影です。
画像3〜現場へ行く道を変えてみると青空の似合うハルニレの木が畑の片隅にポツンと立つていました。 なぜハルニレの木は切られなかつたのだろうか・・・。

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9月18日 (金)  コンサートのお知らせが届きました。

山口勝敏ピアノ・オルガンコンサート。
会場はいつものクロスクラブ。 がさつな私などには似合わないひと時なのですが、いつからか年2回のコンサートに足を運ぶようになりました。 10月がとても楽しみです。
今年は週4〜5回のペースでプールへ足が向いてしまうのですが、暑かつたばかりでは無い様な気もします。
泳いだ後のビールも習慣になつてしまいましたが、そろそろ涼しくなつて来たので最近では冷蔵庫にビールの姿が目立た無くなつて来ました。(どーでもいい話ですね!)
画像1〜クロスクラブコンサートお知らせが届きました。
画像2〜完成まで40日を残す(少し焦り始めて来ました)事務所併用住宅。乾式タイルの施工ですが、今も昔も1枚ずつ貼る地道な作業です。
画像3〜「外山農場住宅」基礎工事も進み、
「小道」を作る作業です。白いラインを消したり描いたりと、ここばかりは私の好きな様にさせてもらつています。庭に咲いていたあじさいの株も小道の隣へ植えてみました。小道には赤いレンガ屑を敷く計画です。(現場で汗をかき、爽快な2日間でした)

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9月21日 (月)  セイオロサムのお話。

”にすい”に周と書いてセイオロと読み、次に”寒”と書いて「セイオロサム」と読みます。
帯広から30`ほどの町「池田町」のかつてのアイヌ語地名で、意味としては「貝のある辺り」とのことだそうです。(貝は当時、アイヌの人々の大切な栄養源の一つだつたと思います)
ワイン好きでなければこの当て字をセイオロサムと読める人は皆無なのでは無いでしょうか。
それが8年ほど前の話になるのですが、何かの時にこの当て字をスラスラと読んだ女性がいたのです!
(スラスラと読んだ女性の話は酔つた時にでも・・・)
出されるのが赤ワインであれば好き嫌い無く飲んできた私なのですが、最近頂いた「セイオロサム」は飲みやすく重厚さと軽やかさが丁度良く(早い話がドンドン飲んでしまいやすい)作られて、値段もお手頃。
池田町の名前は120年前?の「セイオロサム」に戻すべきだと思いますね!(議会が通らかつたら芸名で)
画像1〜家の食卓に頂き物の枝豆,セイオロサム。
画像2〜今日は「Tさんの家}床下土間コンクリートを流し込みました。(地熱を利用する工法です)
模型の横にトラツクターのミニチュアを置いてみると縮尺が模型と一緒なので、あらためてトラツクターの大きさに驚きます。
画像3〜「Tさんの家」に行くと2匹の兄弟子猫がコンテナに入つていました。もう1匹は死んでいて、母猫が見辺たらないそうです。(早い話、野良子猫)私は無責任に「農作物のネズミ除けに子猫は飼うべきですよね!」と言うと「ネズミだけで猫2匹が生きて行ければいいけれど〜」

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9月24日 (木)  気になると・・・。

現場横の茂みを見ると山葡萄が・・・。「鈴なり」ととはこう言う光景を言うのですね。
いままでは気に留めた事など無かつた「山葡萄」。
「セイオロサム」のせいなのでしょうか。 この山葡萄は農機具倉庫入り口隣一帯に実つているのですが、誰の目にも留まらずに小鳥たちの胃袋に収まつてしまうのでしょうね。 ふと頭を過ぎりました。これだけの葡萄があれば「赤ワイン」を作れるかも〜。
イヤイヤ、墓穴(ボケツ)掘るだけなので止めときます。(今まで何度か掘つて来ましたから)
画像1,2〜「鈴なり」
画像3〜現場順調に進んでいます。

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9月25日 (金)  もう一つの葡萄の思い出。

33年前、私が工務店に勤めていた当時、借家を10戸,結婚したばかりの娘さんと息子さんの住宅の計12戸を2ヶ所に分け計画し、1年半後に完成しました。その後、建替え,増築,改修などいろいろ仕事をさせて頂き、今年も4戸の借家を塗装工事に入りました。                   当時から道路向かえには老人ホームがあり、そちらから借家の工事中、大柄でどこか気品の感じられるお婆さんが借家の現場横を毎日決まつた時間杖をつき、ゆつくりとした足取りで散歩をする姿を見かけました。 いつからか顔が合う度に私と挨拶を交わす様になり、ある3時の休憩の時だつたでしょうか、何人かの大工さん達と焚き火の周りで立ち話をしていると、お婆さんが散歩の途中私達のところで立ち止まり、「これ食べなさい」と胸の奥から取り出したものが小さな葡萄の房でした。
誰も受け取ろうとしないので、私が受け取りお礼を伝えたところ、お婆さんは私が食べ終わるまで隣で穏やかな表情で私の方を見ていました。 今思うと私は当時20代後半だつたのでお婆さんから見ると孫くらいに思つたのでしょうか。         頂いた葡萄の一房は老人ホームで昼食に出たものをわざわざ胸に仕舞い持つて来てくれた様なのです。 葡萄の味は思い出すことが出来ませんがお婆さんのやさしいく穏やかな表情と、一粒口の中に入れた時、葡萄の暖かさが忘れられません。
何時からか、工事が終る頃にはお婆さんの散歩をする姿は見かけることが無くなつていました。
画像1〜「葡萄」の思い出。 借家塗装工事。
画像2〜本当は3年前に工事を行う予定だつた我が家の改修工事。 自分でいたずら程度に樹脂モルタル塗り。
画像3〜畑で見かけた4兄弟。

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9月29日 (火)  「ペンケチン川」近くの素敵な「蔵」

日曜日、鹿追町へ行く途中に見た川の看板「ペンケチン川」。 色気の無い看板なので、なお更川の名前
が引き立ちます。
看板の手前100m程のところから少し入つた所、運転中でも見逃しません。 1階部分をレンガで積み、高さを押さえた2階部分には漆喰いの白い壁。  屋根と鎧戸は青く塗られ、妻には立派な家紋が入ります。開拓当時の意気込みが感じられます。   まるで谷内六郎さんの絵から抜け出てきたような「蔵」。「蔵」を一段とひきたてている手入れの行き届いた花壇。(きつとご年配の方が丹精込め作られているのでは・・・。花壇のセンスもかなりなものです)    裏には草葺屋根の建物が車庫としてまだまだ働いていました。
アイヌ語〜ペンケ:上
    チン:皮張場 
ペンケチン川:皮張り場の上にある川の意味だそうです。(鹿の皮のことだろうか?)今日、たまたま車の中で聞いた地元ラジオ番組の中で、アイヌの人たちは鮭の皮で防寒靴を作つていたと話していました。

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