Diary 2015. 6
6月3日 (水)
灯台の家。
先週提出した2世帯住宅(正確には3世帯)のプラン。
私にはそこそこ自信のあるプランでした。
今回でいくつめかのプランになるのですが、結果としては「ボツ」でした。
帯広の町から車で30分ほど(30`程度)南へ走つた農村の真ただ中。 防風林の向う遠く日高山脈の尾根が美しく見わたせる素敵なところです。 お隣の家まではかなり離れているせいか、夜は暗幕を下げた様に暗くなるのです。
「ボツ」の1つの理由には、夜、我が家に帰る家族,友人らが遠くから家に賑わいを感じられる様にして欲しい! (待つてました!)
その瞬間、「灯台」が浮かびました。
打ち合わせを重ねて行くとオーナーご家族はこの地へ開拓へ入つた3世代前のご苦労をとても良く理解されていて、農業には熱い気持を持ち、地に足の着いた経営をされている様に感じました。
私は何年か前から年に3つほど、灯台のミニチュアを集めていまして(浅く広く)、闇夜の賑わいは灯台しか有りません。 灯台と口に出してしまうとオーナーご家族は多分に引いてしまうので、打ち合わせには出しませんでした。 灯台に連想する絵ではエドワード・ホツパー作「ガソリンスタンド」,曲では中島にゆき「ヘツドライト・テールライト」。
何か勇気が湧いて来ます。
画像1〜ホツパー「ガソリンスタンド」
画像2〜私の年間愛読誌「灯台どうだい」。年会費千円なのですが、熱い(ページは薄いけど)血が流れています。
画像3〜「清々しい家」工事も佳境に入とています。 漆喰い壁の仕上げにかかつています。 生真面目な仕事に頭が下がります。(でも、現場に行く度、何かかにか言つてしまう私なのです。 帰り際、職人さん達には自然に頭が下がつてしまいます。
6月19日 (金)
素敵です。
6月6日天候晴れ。
菜の花畑の中での結婚式に参加させていただきました。
式は10時過ぎから始まり、1時間ほど前の空は雲が広がつていたのですが、式が始まるころから見る々雲が消え、青空に覆われたのです。 自然も祝福してくれている事を実感しました。
画像1,2〜菜の花ブライダル
画像3〜「熊牛の家」ピザ釜製作中
黄色い菜の花畑の中での結婚式、(菜の花は観賞用では無く、新郎ご家族の生活の糧なのです)
私がここになぜ出て来たのかと言いますと、新郎新婦,お母さん,おじいちゃん,弟さん2人の住む2.5世帯の家を計画中なのです。
式に参加させて頂き、責任の重さが更に増して来ました。
画像1,2〜菜の花ブライダル
画像3〜「熊牛の家」ピザ釜の製作が出来上がるといよいよ完成です。
6月21日 (日)
帯広の森の本家は家の近くです
今日は週1のお休みなのですが、これといつた用事も無かつたので、久しぶりに近くの農業高校周辺も森に出かけて来ました。 山菜採りまでの根気は無い私なので一応「探検」と言うことにして自転車で出かけてきました。 振り返ると家からは近すぎるので「探検散歩」に変更しておきます。
森は住宅街から突然迷い込むことのできる映画「千と千尋〜」迷い込んでしまうトンネルのような不思議な森の入り口です。
キツネ,モモンガ,リスたちが住むそうです。 子キツネとは出会いました。 コンコンと声を掛けると私の方を振り返りながら暗い森の中に帰つて行きました。 ここから先は彼らの森なのですね。 少し先へ行くとなぜか切り株の上に置いてあつた漫画の本を見つけ、1週間ばかり借りる事にしました。(ちなみに本のタイトルは「撃墜王」。 嫌いなほうでな無いです)本の置いてあつた直径60cm程のエゾ松で、切り株の年輪を数えてみると68年が経つていました。 戦後間もなく生まれたエゾ松だつたようです。
6月22日 (月)
森の続きです。
小路を境に樹齢60〜70年程のエゾ松,トド松の人工林と樹齢100〜200年程の柏,ミズナラの天然林が隣り合わせになり、深い森をつくつている様です。
この小路の坂を下るとまた新鮮な光景が広がつていました。
小魚を夢中に獲る子供の姿も新鮮に映りました。
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