士幌、足寄と現場が始まり今日もよく通る田舎道の一時停車の手前で減速し何と無く道路脇に目をやると6帖間ほど、高さ1.8mほどの金網小屋の中にやや大きめの鳥が何羽か見えました。何か気になり、車を脇に止め小屋の中をみたところ中にいた鳥は「カラス」が20羽ほど。小屋をのぞくと以外と大きなカラスたちはいっせいに騒ぎはじめました。
なぜこんな道路脇に大きな金網の小屋を作り、「飼う?」ヒツチコツク監督の映画「鳥」
を思い出しました。カラスは観賞用又はペツト?そんな事を思う前に金網小屋の床に転がる幾つかの固まりに目が行ました。「まさか?まさかではなくカラスたちの食料が....。動物の胴体、あばら骨のある胴体のまま埃まみれになつた肉片ではなく「胴体」なのです。
もしもこれが深夜の出来事でしたら、後ろを振り向くと多分そこには斧を持つた男が立つているのではないかと思う様な光景なのです。何度見ても「胴体」なのです。さっそく写真をパチパチと写していると隣に幾つか並ぶ直径2メートル程の錆びた高さ1.5mほどの円柱の中から「ビーブビー」と動物の声が聞こえてくるのです。そこには小さめな金網製のぞき窓が付いていてそこから「ぶた」が1頭入つていました。円柱のスチール缶には屋根は僅かしか無く雨ざらし状態。雨の中の出来事だつたので余計に感じたのかも知れませんが、劣悪な状態の「カラスと豚」何の組み合わせなのでしょうか?