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カレンダー続編

事務所に積んでいたカレンダーの数が少しずつ少なくなって来ると気持ちが少し落ち着いてきます。

5年ほど前に造らせていただいたお家のご近所に私の中学時代の恩師ご夫妻が住んでおられる事を知り、三十数年ぶりに突然チャイムを鳴らしてから毎年カレンダーをお届けするようになりました。

お会いする度、当時の生徒達の名前と思い出などを生きいきと語られることに驚きます。

ふと思うと恩師の年齢を聞いた事は無くまた考えた事もありません。先生と生徒の関係には年齢差は意味は無くお互い今、どう生きているかと言う事に尽きる様にも思います。私の恩師ご夫妻はとても清々しく生きられ、私の誇りでもあります。

時はあらゆる出来事を洗い流してくれると聞いていますが、私は恩師が肩を落とし校長室へ向かう後姿を忘れることが出来ません。恩師の後に付いていた生徒は私も含め3人でした・・・。





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