先週、現場からの帰り道、1本道を間違えて曲がってしまいました。
それでもこの道には以前にも間違って入つて来た事がありましたので、さほど気にもせずに走って行きました。
この道には以前から気になっていたレンガ造りの小さな小屋がある事を思い出しました。間もなくその朽ち果てた小屋の近くに来たので、思いきって車を止めて小屋を調べて見る事にしました。
私はこの道を通る度、この小さなレンガの小屋は馬小屋とか牛小屋にしては余りにも小いさ過ぎるなあ位にしか考えてはいませんでした。
小屋の南側には不似合いなくらい大きな窓枠があ
り、そこから小屋の中へ・・・。
驚きました。1ルームのレンガ造、当時としては随分お洒落な方のお住まいのように感じられました。レンガの煙突には修理をした後が残っていましたので多分、大きな地震も乗り越えて来たようです。この煙突はペチカの煙出しだけに使っていたようです。
お風呂もまた、なかなか粋なのです。今、計画中の建物のお風呂の参考にもなりそうです。
うーん・・・ペチカのある1ルームレンガ造りの居間の大きさは8畳程なのです。小屋裏には部屋は無い造りに見えましたので、お洒落なご家族の方達は何所で夜路を過ごしたのでしょうか?
このレンガの小屋部分がたまたま残っいただけで、住まいの本体は木造で出来ていて、すでに朽ち果てたのかも知れません。
私なりの推理から言いますと、ここには木造の小さな母屋が有り、家業を継ぐ長男が新しい所帯を木造ではなく、ちよつとおしゃれにレンガ造りの1ルームの増築を・・・。
でも、台所・お風呂までも別々に作る事は当時としては余り考えにくいですよね。
このレンガ小屋には何時頃まで人が住んでいたのでしょうか。
小屋の南東角に添うように、樹齢が80年ではきかないような楡の木が立っているのです。ここまで小屋に近い楡の木をどうして切らなかったのでしょうか。
謎がだんだん深くなつて来ました。雪が溶けてからもう一度調べに行かなくてはいけない気持ちになって来ました。