top of page

素朴な職場のお話。

先日の事ですが、5年程前にお家を建てさせていただきましたお父さんと私の会話です。

ご主人の仕事は主に帯広周辺の森をお手入れする仕事です。

私「最近熊ちゃんは出ますか?」

お父さん「今年は木の実の成りがいいのであまり出てこないね。いつだったか、頭がこんなに大きくて縫いぐるみそつくりな奴が道路に突然出てきたわ。きっと年取つた熊じゃないかなあ」

私「熊ちゃんどうしたんですか?」

お父さん「すぐに逃げちゃつたわ。 本当、縫いぐるみそつくりだたたわ」

私「鹿は出てきますかね?」

お父さん「骨はよく見るな」

私「熊の骨はどうですかね?」

お父さん「熊は穴ぐらみたい所で死ぬんじゃないの?」

私「そうですよね、猫もよく床下でミイラになつていますよね」

(この猫のミイラと言うのは私が小学生の頃に一度だけ友達の家の床下で見た事が有るだけなのですが・・・。それ以来、事有るごとに猫は暗い所で・・と言つているのですが)

お父さん「鹿が死んだら、キツネが食べてきれいに掃除して行つてくれるんだわ」

私「熊は猫科なんですかね?」

(調べてはいませんが、パンダは熊猫と書きませんでしたっけ)

お父さんは淡々と日々の仕事の情景を語ぅただけなのですが、私はついルソーの「異国風景」を想像してしまいました。

この絵は夕暮れの密林の中でインデアンとゴリラが格闘している絵なのです。私の好きな絵の中の一まいです。

お父さんの山の中の職場は、ここから車で一時間くらい走つた所だそうです。意外と近い所の話なのですね。またお会いして、職場のお話を聞くのが楽しみです。

最初の画像は我が家の庭に咲くひまわりです。つい10日程前の朝、赤ゲラが家の一番大きなひまわりをなぜか激しく突いていたそうです。

我が家ではなぜか僅かばかり植えている野菜にはあまり気配りはしないのですが、なぜかひまわりだけには目が行き届いています。もちろん赤ゲラは追い払つたそうです。





Comentarios


bottom of page